大学受験において、国公立大学の二次試験は合否を大きく左右する最重要ステージです。
共通テストと異なり、長文読解に加えて自由英作文や和訳・英訳といった記述問題が中心となり、より高度な表現力と正確な理解力が求められます。

「共通テストでは点が取れても、二次試験になると伸び悩む」という悩みを抱える高校生や保護者の方も少なくありません。
本記事では、国公立二次試験の英語の特徴を整理し、記述力・読解力を鍛える勉強法、さらにトリプレットが提供する国公立向けの個別指導について詳しく紹介します。

国公立二次試験の英語の特徴

国公立大学の二次試験は、私立大学と比べても 思考力・記述力・総合力 を強く問われる傾向があります。
代表的な特徴を整理すると以下の通りです。

  • 長文読解問題が中心
    新聞記事や論説文、学術的な文章が出題されるケースが多く、文量も長くなる傾向。段落ごとの論理構造を把握する力が不可欠です。
  • 自由英作文の比重が大きい
    テーマに対して自分の意見を述べる形式や、条件英作文(グラフや図表を説明する)などが出題され、語彙力だけでなく論理展開力も試されます。
  • 和訳・英訳の精度を求められる
    長文の一部を日本語に訳す問題や、複雑な日本語を正確な英語に変換する問題など、言語間の正確な対応力が必要です。
  • 配点が高く、合否に直結
    国公立大学の合格判定は「共通テスト+二次試験」の総合点で決まります。そのため二次試験の英語で高得点を取れるかどうかが最終的な合否を大きく左右します。

つまり、二次試験の英語対策は 暗記型ではなく実戦型 の学習が必須です。

記述力と読解力を鍛える勉強法

国公立二次試験に対応するには、共通テストまでの基礎力に加えて「記述力」「読解力」の両方を伸ばす必要があります。
ここでは具体的な勉強法を紹介します。

(1)長文読解の鍛え方

  • 段落要約を習慣化する
    ただ設問に答えるだけでなく、各段落の要旨を一文でまとめる練習を行い、文章全体の論理をつかむ力を養います。
  • 多様な分野の英文に触れる
    環境問題、医療、社会科学など幅広いトピックに対応できるよう、英字新聞や評論文を教材に取り入れるのも有効です。
  • 時間配分を意識
    国公立の二次試験は記述問題が多いため、読むスピードを意識しながら効率的に解答する練習を繰り返すことが必要です。

(2)記述力の伸ばし方

  • 和訳問題
    文構造を正確にとらえ、主語・述語を明確にする練習を繰り返す。直訳から意訳まで柔軟に使い分けられる力が必要です。
  • 自由英作文
    「主張 → 理由 → 事例」の型を意識して、60〜80語程度の文章を日常的に書く練習を行います。
  • 添削指導を受ける
    自分では気づきにくい文法ミスや表現の不自然さを直してもらうことで、得点に直結する答案が書けるようになります。

(3)勉強法の流れ

  1. 中学英文法と必修語彙を穴なく習得する
  2. 段落要約・設問対応を通じて読解プロセスを確立
  3. 自由英作文を定期的に練習し、添削を受けて表現力を強化

この3ステップを繰り返すことで、二次試験で問われる「読んで・書く」力を効率的に伸ばすことができます。

トリプレットの国公立向け指導

トリプレットでは、国公立二次試験に必要な「記述力」「読解力」を鍛えるための独自プログラムを展開しています。

個別診断から始める学習プラン

入塾時に6〜8日間の徹底的な学力診断を行い、基礎の穴や弱点を洗い出します。
その結果をもとに、必要に応じて中学英語の最初からでも学習をやり直し、二次試験レベルまで段階的に積み上げます。

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記述式問題の徹底演習

  • 和訳問題では、文法・構文を細かく分析し、自然な日本語で解答できるまで指導。
  • 英作文では、答案を添削しながら論理展開や語彙選択を改善。生徒一人ひとりのクセに合わせて指導するため、短期間で表現力が伸びます。
  • 長文演習では、段落要約や設問対応を通して論理的に読む力を鍛えます。

難関大・医学部への対応

実績として、東京大学や京都大学、東北大学などの国公立、さらに慶應義塾大学医学部、順天堂大学医学部といった難関校への合格者も輩出してきました。
理系・文系を問わず、国公立二次試験に必要な学力を確実に育成します。

まとめ

国公立二次試験の英語は、共通テストでは測りきれない「深い読解力」と「正確な記述力」を問う試験です。基礎の徹底から段階的に力を積み上げ、実戦形式で鍛えることが合格への近道となります。
トリプレットの個別指導では、入塾時の診断から始まり、生徒ごとの弱点を徹底的に克服するカリキュラムを組むことで、二次試験で通用する実力を育てていきます。
国公立合格を本気で目指すなら、ぜひ一度体験授業でその学習法を体感してください。

よくある質問

Q. 国公立と私立の両方に対応できますか?

A. はい。国公立二次試験に必要な記述力を鍛えながら、私立大学向けの長文・選択式問題にも対応できます。生徒さんの志望校に合わせて柔軟にプランを組み立てます。

Q. 記述式問題の添削指導はありますか?

A. あります。自由英作文や和訳問題の答案は、一人ひとりの弱点に合わせて講師が添削します。誤りを正すだけでなく、より自然で高得点につながる表現方法を指導します。

Q. 理系志望でも対応可能ですか?

A. もちろん可能です。理系学部でも英語は必須科目であり、専門的な内容の長文や論理的な英作文が課されます。過去には医学部や理工系学部を志望する生徒さんも多数在籍し、「高二のうちに英語の基礎を固められたおかげで高三の最後の追い込みで数学と理科に集中できた」というお声もいただいています。